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ズルワン主義の宇宙論 [古代バビロニア・ペルシャ]

ズルワン主義の宇宙論は、ゾロアスターの宇宙論とは異なります。
宇宙は完成して永遠に存在するのではなく、燃焼と再生を繰り返す循環する存在です。
これは歳差運動を反映したバビロニアの宇宙論を反映しているのかもしれません。


宇宙には7惑星天が存在しますが、天の階層を7段階ではなくて9段階もしくは10段階で考えることもあります。
この場合、7惑星天の上に恒星天、霊的な火と原初の水、宇宙卵、そして場合によっては「宇宙の外郭を取り巻く闇の蛇」を数えることがあります。
ズルワン=ミスラの神話は、次のように惑星(バビロニアの神々)と対応しています。


まず、バビロニアの原初の真水の神アプスーはズルワンと習合しました。
この神々は宇宙のレベルでは土星として現れます。
アイテールは宇宙の最上階層であって、ミスラが本来的に住んでいる場所です。
アイテールが凝固する場所は土星です。


木星はミスラの現われで霊的生命の本質であるアフラ・マズダが本来住む場所です。
つまり、バビロニアの神マルドゥクとアフラ・マズダが習合しました。


一方、火星はアフリマンが本来住む場所で、地球の人間にはエゴイズムを生む力として働きかけます。
つまり、同様にネルガルとアフリマンが習合しました。


太陽は宇宙の中心層で、アフラマズダが原人間となった場所ですが、攻めてきたアフリマン達に破れて光のかけらとなって地球に墜ちてしまいました。
その後、ミスラが宇宙の守護と地球への働きかけを太陽で行います。
ミスラは人間が本来の霊的な本質に目覚めるように働きかけます。
つまり、シュマシュとミスラが習合しました。


金星は女神アナーヒターの住む場所で、地球の人間の欲望の浄化を行うように働きかけます。
つまり、イシュタルがアナーヒターと習合しました。


水星は地球の人間に知性を与える働きかけを行います。
ただ、ここにはアフリマンの物質を指向する力が混ざっています。


月は女神ダイアナの住む場所です。また、アフリマンが生命力ある聖なる牛を隠した場所です。
ミスラがこれを取り返して地球のために供犠とします。
つまり、月は人間が様々な神的な創造性と結びつきを持つ場所なのです。


ズルワン主義は宇宙を構成する5大元素についても語ります。
ある神話では、アフラ・マズダが5大天使を集めて原人間になりますが、この5大天使が5大元素に対応しています。


地中海世界から西のギリシャ、ヘレニズム期のエジプト(ヘルメス主義)、西欧魔術が4大元素を数えるのに対して、バビロニアから東のズルワン主義やインドでは5大元素を数えます。
5大元素は虚空(アカシア、あるいはアイテール)・火・風・水・地です。

アイテール
(ズルワン主義の神統論・宇宙論)
両性具有のズルワン
 
====================
父なるズルワン
 
母なるアナーヒター
 
子なるミスラ
宇宙創造神としてのミスラ
====================
霊気土星天=霊的な水(アプスー)
宇宙に降り2神を生むミスラの本来の場所
恒星天=霊的な火
12の悪霊の死体
土星天=霊的な水(アプスー)
5大天使の一人の本来の居場所
木星天(マルドゥク)
アフラ・マズダの本来の場所
火星天(ネルガル)
アフリマンの本来の場所
太陽天(シュマシュ)
太陽神=宇宙の守護神としてのミスラの場所
原人間が殺害された場所
水星天(ナブー)
ティシャトリア
金星天(イシュタル)
地球霊となる女神アナーヒターの場所
月天
聖なる牛の隠された場所
====================
アフラ・マズダの墜ちた場所
救世主として現われるミスラ

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